大宮氷川神社、三が日過ぎも参拝賑わう。午前中は混雑緩和、並ばずに祈りのひと時

埼玉県屈指の参拝者数を誇る、大宮氷川神社。埼玉県と東京都を中心に全国約280社ある「氷川神社」の総本社である。


2400年以上の歴史があると言われており、大宮という地名も、「大いなる宮(氷川神社)のある地」というように氷川神社が由来となっている。


2024年1月5日、初詣のために訪れた。時刻は午前10時半。

老若男女たくさんの参拝者で賑わってはいたが、拝殿の前に行列はなく、すぐに参拝することができた。三が日を過ぎているということと、午前中であるということが理由だろう。


また、非常に横長な賽銭箱が用意されていることも理由の一つだ。混雑緩和のために、拝殿と同じくらいの横幅がある賽銭箱が設置されている。


大宮氷川神社の参道は「日本一長い参道」と言われており、大宮駅や大宮区役所の方面に約2km続いている。正月期間ということで、2kmずらっと屋台が並んでいた。

たこ焼き、ビール、りんご飴、お面、焼きそば、射的……。これだけたくさんのお店が出ていると、お祭り気分で一日楽しめるかもしれない。


時に記憶に残ったのが、店員さんのほとんどが若者であったということ。屋台の店員というと、中年から高年の方のイメージが強いが、この日見た屋台のほとんどが20代から30代の男女だった。

よく見ると店先に「PayPay使えます」という案内のある店もあった。


時刻は午前11時。駅方向から続々と人が歩いてくる。

大宮氷川神社の繁栄は未来へと続いていくのだろうと感じた朝だった。


参考資料:
https://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/about/index.html

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ライター
山沢智知

報道写真を撮影しています。近代史、地域史、風景史。取材したことは、WEBメディア「惑星レコード」で記事にしています。稀に小説も書きます。日経「星新一賞」、北九州市立文学館「子どもノンフィクション文学賞」受賞。アイコンは拙著の短編アニメから巨大うさぎ。

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